eSIMとプリペイドSIMを比較 | それぞれのメリット・デメリットも紹介!

海外渡航の際に、現地でのインターネット環境をどうするかで悩む方も多いのではないでしょうか。

海外でインターネット接続ができる方法はいくつかありますが、このページでは「eSIM」と「プリペイドSIM」を比較していきます。

「eSIM」と「プリペイドSIM」を比較

「eSIM」と「プリペイドSIM」を料金】【申し込み易さ】【使い易さ】【同時接続台数】【通信速度】【安定性の6項目で詳しく比較してみましょう。

eSIM

全てのポイントが高く、手軽さに優れる!

  • eSIMは比較している6項目全てのポイントが高く、さらにスマホ以外に必要なものが無いので手軽さに優れています。
  • 唯一「eSIM対応機種でないと使用できない」という点だけ注意が必要です。

プリペイドSIM

料金と通信速度、安全性を重視!

  • プリベイドSIMは、料金の安さと安全性が特徴です。通信速度も比較的速く安定しています。
  • 申し込み易さ、使い易さの面では、かなりポイントが低く、同時接続はできないこともあります。

利用料金を比較

利用料金を比較してみるとプリペイドSIMの方がeSIMよりも安く利用できますが、提供されているプランによってはeSIMの方が安い場合もあるので渡航先・使用期間をよく確認しましょう。

eSIM(World eSIM)

eSIMは使用期間を決めて申し込む形になります。選択できる容量は国によって異なりますが、基本的に「500MB」「1GB」「無制限」は選択することができます。

国名容量速度料金

韓国
無制限4G696 円/日〜

台湾
無制限4G777 円/日〜

ハワイ
無制限4G666 円/日〜

タイ
無制限4G298 円/日〜

アメリカ
無制限4G811 円/日〜

中国
無制限4G777 円/日〜

シンガポール
無制限4G799 円/日〜

香港
無制限4G799 円/日〜

オーストラリア
無制限4G865 円/日〜

ベトナム
1GB/日4G469 円/日〜

プリペイドSIM

プリペイドSIMは通常のSIM契約と同じように「標準」「micro」「nano」のサイズを選択します。いづれも「1日」「3日間」「15日間」など利用できる期間が決まっているものが多いです。

国名容量速度料金

韓国
無制限4G686 円/日〜

台湾
無制限4G・5G1,400 円/3日〜

ハワイ
無制限4G2,780 円/7日〜

タイ
無制限3G・4G・5G1,620 円/8日〜

アメリカ
無制限4G・5G2,030 円/7日〜

中国
3GB4G・5G1,000 円/7日〜

シンガポール
無制限4G1,980 円/5日〜

香港
無制限4G・5G1,580 円/8
日〜

オーストラリア
30GB3G・4G2,980 円/28
日〜

ベトナム
無制限3G・4G1,200 円/10
日〜

申し込み易さを比較

申し込み易さウェブ上で全ての手続きが済むeSIMの方が上です。プリペイドSIMは現地のショップで購入する必要があるため慣れていない人にはハードルが高いです。

eSIM

eSIMの申し込みはeSIM提供会社のサイトから簡単に申し込むことができます。簡単な設定の後に、渡航先で回線を国内回線→eSIMに切り替えればすぐ使用することができます。

1. eSIM提供会社のページで申し込みをします

2. 渡航先を選択します

3. データプランを選びます

4. 利用用途・クレジットカード情報を入力して決済すれば完了

プリペイドSIM

プリペイドSIMの申し込みは、日本でネットで申し込むか、現地空港で直接購入するかのどちらかです。日本でネット申込をしておき、現地空港で受け取る方法が便利です。

1. 海外SIMを取り扱う代理店のサイトで申し込みます

2. SIMとプランを選びます

3. レンタル日と日数を選択します

4. 受取場所(現地空港)を選択します

4. 支払方法を選択し、情報入力して決済すれば完了

4. 当日、現地空港でSIMを受け取ります

使い易さを比較

使い易さはeSIM方が上です。プリペイドSIMはスマホの機種によっては面倒な設定やアクティベートが必要となります。

海外用eSIM

eSIMの申し込みはeSIM提供会社のサイトから簡単に申し込むことができます。簡単な設定の後に、渡航先で回線を国内回線→eSIMに切り替えればすぐ使用することができます。

スマホにeSIMアプリをダウンロードします

アプリでログインしてeSIMを端末にダウンロードします

ダウンロードしたeSIMをアクティベートします

スマホの設定から回線を普段のSIMからeSIMに切り替えます

プリペイドSIM

SIMカードタイプはスマホにSIMを差し込んで使います。(eSIMタイプはデータを書き込みます。)アクティベートが必要になることもあります。

スマホ側面のSIMトレーを引き出してSIMカードを差し込みます

SIMカードのマニュアルに沿ってAPN設定を進めます

必要な場合は、マニュアルに沿ってアクティベートを行います。

インターネットに接続完了です

その他「海外用eSIM」と「プリペイドSIM」を比較

その他の内容で、海外用eSIMレンタルとプリペイドSIMをよくある質問で比較してみます。

途中で容量を使い切ってしまった場合どのように対応する形になりますか?

eSIMの場合
容量を使い切ってしまっても後から容量を追加することができます。追加方法・追加できる容量は会社によって異なります。

プリペイドSIMの場合
容量を使い切ってしまうと基本的には容量を追加できませんが、eSIMのようにデータを書き込むタイプのものは追加できるものがあります。

電話を利用することはできますか?

eSIMの場合
SMS(ショートメッセージ)を利用できるプランはありますが、通常の電話を使用することはできません。チャットアプリを利用しての通話であれば無料で利用できます。

プリペイドSIMの場合
eSIMと同様、SMS(ショートメッセージ)を利用できるプランはありますが、通常の電話を使用することはできません。チャットアプリを利用しての通話であれば無料で利用できます。